【タイヤの構造】
タイヤを外観から見た限りでは黒いゴムの塊にしか見えませんがその内部には、さまざまな化学繊維やワイヤーなどが使われています。
繊維の糸を、タイヤの回転方向に対して左右放射状(radial)に織ったのを、ラジアル構造といって最近の乗用車のタイヤのほとんどがこのラジアル構造を採用していてその構造を持つタイヤをラジアルタイヤといいます。

@トレッド部:路面に直接接地する部分で、表面には模様(トレッドパターン)が刻み込まれており、濡れた路面で水を排除したり、スリップを防止したりグリップ力を高める役目をしています。
Aショルダー部:カーカス部を保護し、走行時に発生する熱を発散させる役割も果たします。また、ここの形状はハンドリングにも影響します。
Bサイドウォール部:プライコードを保護します。この部分のゴムは走行時、屈曲が大きく厳しい条件で使用される部分でもありタイヤサイズやメーカー名などが表示されています。
CFビード部:タイヤとホイールを固定する部分。この部分には強靱なワイヤーを束ねたビードワイヤーが挿入されており、ゴムも硬質ゴムを使用しています。タイヤ内の空気はここで遮断されています。
Dベルト部:カーカス部を締め付けている帯状のベルトコードでラジアルタイヤの特徴である接地面の剛性を高めており、これにより耐磨耗性、ころがり抵抗等を向上させています。
Eカーカス部:空気圧を支える骨組みになるプライコード層です。このカーカスが損傷するとミミズ腫れのような膨らみが出来たり、バーストを起こす危険性があります。
